てんかんは脳の病気ではるか昔では哲学者ソクラテスなどが発症した記録が残るほど古い疾患です。また、老若男女関係なく発症する病気でもあります。しかし予防対策ができる病気なのでその紹介も踏まえていきたいと思います。

てんかんの検査、治療等にかかる入院期間

てんかんは発作を繰り返す慢性の脳疾患であり、年齢や性別に問わず発症することで知られた病気になります。発症としては3歳以下の発病が多く、およそ患者の8割は18歳以前に発病するとも言われています。しかし、社会の高齢化に伴い、老人の発症も増大しているため、以前に症状が現れなかったとしても油断することはできません。てんかんは一度発症すればその発作は繰り返し起こり、逆に一度のみの症状の場合はてんかんと診断されることはありません。そのために、てんかんと診断された人には継続的な発作が起こる可能性があり、日常生活において大変に不便な思いをすることも考えられます。また、意識の消失、全身の痙攣が主な症状であるため、仮に運転中などに発作が起こった場合には人命に関わる危険性もあり、症状が数度に渡って表れた際には、医療機関などによる診断が肝要になってきます。
診断は主に外来によるものが多く、日本においては主流の診断になっていますが、入院による検査を必要とする場合もあります。その際、もっともてんかんに有効であると考えられている検査が、長時間ビデオ脳波モニタリング検査になります。これは発作の瞬間をビデオで撮影し、同時に脳波で確認するという検査で、入院によってのみ、検査を受けることができます。その間はビデオ撮影の影響からトイレ以外はベッド上で生活する必要があり、発作に備えることが肝要になります。検査入院の期間としては、成人であればおよそ3泊4日ほどの入院が必要であるとされ、発作頻度が高いとされる幼児においては、1泊程度の入院で済む場合があります。しかし、症状が継続的にない場合には入院期間も伸びることになり、その際はおよそ1週間ほどの入院が必要になるとされています。