てんかんは脳の病気ではるか昔では哲学者ソクラテスなどが発症した記録が残るほど古い疾患です。また、老若男女関係なく発症する病気でもあります。しかし予防対策ができる病気なのでその紹介も踏まえていきたいと思います。

てんかんにおける部分発作の治療法とは

てんかんは脳の神経の病気で神経細胞が興奮し、全身がけいれんしたり、意識を失ったりすることもあります。てんかんには最初から脳全体が興奮状態になってしまう全般発作と脳の一部分のみ興奮がはじまり、次第に脳全体に広がる部分発作の2つがあります。部分発作は大人になりやすいのも特徴です。
部分発作にはさらに単純部分発作と複雑部分発作の2つに分かれます。
複雑部分発作の場合は特徴的で、急に一点を見つめたかと思うと動作が止まります。その後手足をもぞもぞする自動症が現れ、その後もうろうとした意識状態になります。自動症には手をたたいたり、口をもぐもぐさせたりといった行動をすることがあります。
一方単純部分発作は意識がしっかりとしており、吐き気やにおいが気になる、目がチカチカするといった片頭痛の前兆のような症状が出てきます。手足がつっぱったりけいれんしたりと運動機能の障害が現れたり、人の話す声が聞こえたりといった聴覚の異常がでることもあります。
転換の治療法としては抗てんかん薬を使用するのが基本です。抗てんかん薬は脳の異常な興奮を抑えますが、長期にわたって飲む必要があります。発作が起きないからと服薬をやめてしまうと大きな発作が起きる可能性があります。
難治性のものは手術を行う場合があります。難治性は抗てんかん薬を2から3種類飲み、2年以上治療しても発作が起きやすい、日常生活に支障をきたす、といったことなどがあげられます。こういった場合は脳炎や脳腫瘍、先天的な脳の異常があるのでもう一度投薬状況を見直しその上で手術を行います。
てんかんは処方された薬をきちんと飲むことで発作を抑えることができます。薬は血中濃度を見ながら処方されているので、自分で判断し薬の服用をやめないようにします。